すべて手作業!我々夫婦の畑開墾奮闘記

日常を楽に

庭付き一戸建てを入手しました。 
今までベランダ菜園で細々と葉物なんかを育てていましたが、私は農家の孫、そんなもんじゃ満足できません。 
まぁ、それまで農業手伝ったことなんてほぼありませんが。 
引っ越してきてはじめて迎えたゴールデンウィークを使って、庭に畑を作るべく開墾しました。 
すべて手作業、毎日朝から暗くなるまで作業し続けました。 
 
まずは、夫が畑にしたい部分を掘りまくりました。 
庭の表面には真砂土を敷いてもらっていますが、その下はごろごろと大きな岩石が。 
夫がシャベル(関東で言うところのスコップ)で掘ってくれていますが、掘るごとに石に当たってなかなか掘り進めません。 
そんな夫を私は見守るだけで、何も手伝えません。 
力自慢の夫でさえ、こんなに苦戦しているのですから、雑魚な私にできることなど何もなく。 
掘り起こしてくれた土砂はまさに瓦礫の山。 
私は、ただ、掘り起こした土砂から大きな石を取り除くことしかできません。 
次々と石が出てくるので、それらを取り除くのも地道でしんどい作業でした。

掘ったところ

掘り起こしてもらった後は、3日ほどかけて掘り起こした土砂(瓦礫)を手作りのふるいにかけて、砂と石に仕分けました。 
案外、この仕分け作業が一番時間がかかりました。
土砂はそのまま処分すれば良かったのかもしれませんが、畑以外のところに芝を植えるときに使いたかったのでがんばりました。
まぁ、作業し始めたときには、こんなに時間がかかるとは思わなかったというのが正直な話です。

結局、土(1枚目写真左部分)と、石(2枚目写真)と、土砂(1枚目写真ブルーシート部分)の3種類に分けました。
土は前述の通り芝生に使用し、石は子どもの遊び道具や案外なんやかんや使っているのですが、土砂は使いみちもなく土嚢袋に入れたまま数年経っています。
20袋分はあるでしょうか。そろそろ処分しないと…。

土砂の仕分け
仕分けた石

その後、掘ってもらった部分にブロックを並べて、あぜ波を張り巡り、培養土を投入。
畝を作って畑の完成です。

掘った深さは、30センチ程度。これは、野菜栽培用に販売されているプランターの高さを参考に、さらに畝も作るので十分かなと判断しました。
畑の広さは、1.5メートル×4メートルほどです。
それで、培養土は28ℓのものが20袋必要となりました。

枠の設置
培養土投入

めちゃくちゃ大変でした。
畑の大きさによるでしょうが、すべて人力で致そうなど考えない方がいいですよ。 
機械の力は偉大です。 

しかし、そのがんばりのおかげで、今は楽しく畑仕事してます。 
今となってはいい思い出、ということにしておきます。 
最近は、もうちょっと畑が広くてもいいなぁと思いますが、あの苦労を思い出すと、とても行動に移す気にはなれない私たちでした。 


畑を開墾してから4回目の春を迎え、ついにやりました!畑拡張! 
夫が長年の夢であったアスパラガスの栽培を始めるということで、アスパラ5株分だけ畑の横に植える場所を耕したというだけです。 
GWに私の伯母に激しく進められ、苗をもらって帰ってきたので、半分仕方なくやったという感じですが。 

畑の横の空きスペースに拡張します。 
アスパラは10年ほど収穫できるので、これから10年はアスパラの土地になります。 

作業前

夫がまたもや掘り起こしていきます。 
この場所は、現在畑のある場所よりも瓦礫が少なく掘りやすいようです。 

作業開始

キレイに掘れました。深さ50センチほどですかね。 

作業後

あとは掘り起こした土砂をふるいにかけて土だけを穴に戻します。 
ちなみに、この手作りのふるい。 
木枠を作ってバーベキュー用のアミをつけただけのものです。 
前回の畑開墾時に夫が製作したものですが、長いこと役に立っています。 

ふるい

掘った土だけでは足りないので、購入した土と牛糞を追加して混ぜ合わせました。 
そんなに大きな穴ではないのに、結構な土の量が必要でした。 
アスパラに適したさらっとした水はけの良さげな畑ができました。 
5株植えて完成です! 

完成

さて、2回の開墾作業を終えて思ったのは、家を建てるときに、畑のことまで考えていたら、もしかしたら業者にお願いできたことがあったのかなということです。 
それは、家の地盤を作る際に土を入れていると思われるのですが、その土を畑の部分だけそれに適したものを入れてもらえばよかったなということです。 
うちの地盤は瓦礫に近い土砂なので、そのまま畑にできないことはもちろんなのですが、掘り起こすのさえ大変です。 
土は有料になるでしょうが、作業だけでもやってもらえたらだいぶ楽だっただろうなと思います。 

まぁ、家を建てるときは、家の中のことで精一杯で、庭のことなんて頭が回らなかったでしょうが。 
家が建ってしまった今、我が家の裏庭には重機を入れることが難しい状況です。 
今後も手作業でがんばらねば。 


さて、無事に畑が完成したら、作物を育ててみましょう!
こちらの記事に、育てやすくて美味しい夏野菜のオススメをまとめています。
スーパーではなかなか手に入らない作物を育てるのが、家庭菜園の醍醐味の一つですよ。

この記事以外にも、スナップエンドウやブロッコリーの栽培についてもまとめていますので、興味がある方はご覧ください。

また、我々は、畑だけでなく、庭もすべて手作業で整備しています。
その様子もまとめておりますので、よろしければ参考にしてください。

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