(家庭菜園)スナップエンドウを育ててみました

家庭菜園スナップえんどう 日常を楽に

私はとってもスナップエンドウが好きです。 
もともと好きだったのですが、数年前に友人の父親が育てたという採れたてのモノを食べ、そのおいしさに衝撃を受け、そこから家庭菜園で育てる夢が生まれました。 

しかし、うちの畑は夏野菜でいっぱいいっぱいで植えるスペースがありません。 
ですので、思い切って花壇に植えることにしました。 
花壇の後ろにはラティスがあり、ツル野菜にはぴったりな環境です。 
豆なのでそんなに土がしっかりしていなくてもいいだろうという甘い考えもあり、今シーズン初めてチャレンジしてみました。 

さて、困ったことに、私をスナップエンドウの虜にした友人の父親は、そのおいしかった品種を失念したということで、種選びはギャンブルです。 
とりあえず、多く採れるというツルありのモノから選ぶことにしました。
どのパッケージにも甘いだの旨いだの、ココロオドル言葉が書かれていましたが、今回はサカタのタネの「あまうま スナックエンドウ」にしました。300円でした。 

撒き時は11月からということで、寒くなってからということだったのですが、私は待ちきれず蒔き時と示された時期になったら速攻で蒔きました。
寒い時期を10~20センチで乗り越えるとおいしくなるということですが、早く蒔きすぎたため、すくすくと育ってしまい、大失敗かとハラハラしてました。
今回の冬はやたら暖かかったですよね。 
しかし、2月ごろに遊びに来た農家の伯母に、立派に育っているねと言われて少しホッとしました。
春になってから間引きしようと思っていたのですが、もう整えても大丈夫と伯母に言われたので、2月に間引いて伸びてきた茎をラティスにくくりつけてやりました。 
めっちゃ大きくなってた…。 

スナップエンドウ間引き後

虫にやられたのか、何本か茎の根元の方が切れているものがありました。
原因は調べていませんが、次回からは何等か対策が必要です。 
かなり苗が大きくなってからもやられたので、ダメージ大でした。 

そして、3月ごろから花が咲き初め、4月の初めごろに収穫できました!!
嬉しい!! 

スナップエンドウ収穫

早速食べてみると、おいしい!!! 
採れたてをすぐに茹でて食べるのは最高です。 
豆類は、収穫したらどんどん風味が落ちていくので、採れてすぐに食べられるのは家庭菜園の醍醐味です。 
あまうまと謳うだけあり、旨味が強いスナップエンドウです。 
ちょっと枝豆を彷彿とさせる味です。 
私を虜にしたあれほどの甘さはありませんが、買ったものに比べたら十分に甘くおいしいです。 
また、初期に収穫したものに比較すると、その後から採れたものの方が甘みが強かったように感じます。 
最初は早く食べたい一心で、膨らみ切っていない実を採ってしまっていたようです。
ぷっくらと膨らむと、甘みがぐっと増して本当においしいです。 
トウモロコシの味にも近いように感じます。

そして、どんどん実がなります。めっちゃ収穫できます。 
2日から3日に1回収穫しても、スーパーで売っているパッケージ2つ分くらいは採れます。 
全盛期は毎日採れたてを食卓に並べていました。 
あ、ちなみに、しっかり育ったアクティブな苗は15本くらいです。
当初は20本くらいにする予定だったのが、何かにやられて結局少なくなってしまい不安だったのですが、それでも十分な量が収穫できました。
少し採れ過ぎるので、次回は種を蒔く時期を何回かに分けて、もっと細く長く収穫できるようにしようかなと考えています。 

今シーズン、初めてチャレンジした割には上出来で、非常に満足しています。 
子どもと楽しく収穫して、がっつり食べています。幸せ…。 
幸せを通り越して、最終的には飽き飽きして、近所に配りまくってしまいました。 
今年の出来には大満足ですが、やっぱり友人にもらったあの甘い味が忘れられないので、違う品種にチャレンジしようと今から目論んでいます。 

なお、採れたてのスナップエンドウは、軽く茹でてそのままポリポリと食べるのが最高においしいです。 
マヨネーズとか、いりません!! 
ただ、それだけでは飽きてしまうので、軽く両面を焼いてバターを絡めた炒め物もおススメです。バターコーン並みの甘さでこれもくせになりますよ。 


昨シーズンに初めてスナップエンドウに挑戦し、栽培の簡単さと、たくさん収穫できるお得感、そして何よりおいしい採れたてが食べられるということに味をしめ、2020年シーズンも栽培しました。
前述したとおり、友人からいただいた美味しいスナップエンドウの味が忘れられないため、今回も新しい品種にチャレンジしました。
今シーズンは昨年よりも奮発し、400円もする、行きつけの農業用品店のプライベートブランドの品種にしました。
甘みが強いというのが売りだったので、これは!と期待して購入しました。

昨シーズンのサカタの「あまうま」の種も残っていたので、味の比較のためにこちらも蒔いてみることにしました。

そして、4月になり、どちらも収穫できるようになってきました。
その結果・・・。

今シーズン挑戦したものの方が、「あまうま」よりもだいぶ甘かったです。
さすが、甘さを売りにしているだけある。
ただ、すこーし、お豆特有のエグみがあるように感じました。
そして、大きく膨らむと、筋っぽくなる感じです。
サヤの皮が堅くなってしまうようです。口に残ることがしばしばありました。

総合的には、サカタの「あまうま」の方が良かったように思います。
甘さは完敗ですが、サヤの形がキレイにできますし、筋っぽくなることもありません。
品種によって、こんなにも差があるのかと驚きました。
見た目、味、食感、採れる量、育てやすさ、野菜を育てるにあたって、品種を選ぶ基準っていろいろあるんですねぇ。
まぁ、いろいろ書きましたが、あまうまが安定感のある美味しさです。
足りないのは、甘さ!
旨味のあるスナップエンドウがお好みの方には十分満足できるのでしょうが、私が探し求めているのは、忘れられないあの甘味…。

また、昨シーズン、一度にたくさん採れすぎて困っていたので、今回は時期を2回に分けたのですが、なぜか先に蒔いた方が育ちが悪いという・・・。
全体的に、昨シーズンと比較して、今シーズンは育ちが良くないです。
もしかすると、連作したのがまずかったのかもしれません。

それにしても、2つの品種を比較してよかったです。
次のシーズンはまた違う品種を試したいと思います。
もちろん、再度あまうまも購入し、比較したいと考えていますので、興味のある方は来年もこのブログを見に来てくださいませ(笑)
あの、感動的に美味しかった品種に出会うまで、私はがんばりますよ!!

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