おとなと一緒に食べる、簡単取り分け幼児食レシピ

取り分け幼児食 日常を楽に

幼い子どもがいるため、その子に合わせた食事の準備が必要です。 
おとなとほぼ一緒のモノを食べられるようになるのは小学生くらいになってからとのこと。 
味や素材に気を遣うのは大変ですが、極力楽ができるように取り分けられるメニューを選んで作っています。 
こだわるあまりに疲れてしまって、結局既製品に頼ってしまうのは本末転倒だと思うので、とにかく手軽においしく体に良さそうなものをというモットーです。 
この記事では、自分の備忘も兼ねて、記録していきたいと思います。 
 
まず、我々夫婦の子育てのスタンスとして、おいしいものを知ってほしいということがあるので、いろんな味にチャレンジさせようとしています。 
素材の味を大切にしつつ、大人でもおいしくないと思ったものは食べさせないように味付けをしています。 
例えば、生野菜、食べてほしいけど、大人だってドレッシングなどで味付けしますよね。 
いくら子どもが薄味が好きだからといって、あんまり青臭いものばかり食べさせているとキライになってしまいそう。 
実際に野菜を食べない、というお子さんが多いのではないでしょうか。 
そりゃぁ、私も塩漬けにしたようなものは食べさせることないですけど。 
何事も、ほどほどってものがありますしね。 
できるだけ塩分は少なく、砂糖は与えずに、おいしいものをと思って作っています。 
 
それから、うちの子は子どもには珍しく酸っぱいものが好きなので、酸味が強いメニューが多いですので、適当に調整してください。

常備菜

野菜の甘酢漬け

味がしっかりついているので、たくさん野菜を食べてくれます。
歯ごたえがあるので、食べる練習にいいかも。 
ちょっと味が濃い気がするので栄養士さんに相談しましたが、お酢なので大丈夫とのことでした。(子どもが酸っぱいものを食べるのが珍しいようで、はっきりとは答えてもらえませんでしたが。) 

【材料】 
野菜(きゅうり、大根、ナス、白菜の固い部分など) 
みりん、酢、醤油を同量ずつ(気持ち醤油を少なめに) 

【作り方】 
野菜を食べやすい大きさに切ります。 
子どもが持って食べやすい大きさがいいです。 
野菜は保存用袋に入れます。 
 
みりんを煮切ります。みりん風調味料の場合はそのままでもOK。 
煮切ったみりんと、お酢と醤油を袋に入れて、ふりふりもみもみします。 
味が染みるまで冷蔵庫で保存します。 
どんどん味が濃くなるので、適度な時に食べさせてあげてください。 

いかにんじん

東北の方の郷土料理のようです。うちはスルメが腐るほどある、ということと、歯ごたえのよい野菜が好きな娘にぴったりのメニューです。

【材料】 
人参 適量 
スルメ 適量 
みりん、酒、醤油を同量ずつ(気持ち醤油を少なめに) 

【作り方】 
人参を子どもが食べやすいように細いスティック状に切ります。 
スルメをハサミで適当な大きさに切ります。だいたい2センチくらいの長さかな。 
それらを保存用袋に入れます。 
 
みりんと酒を煮切ります。そこに醤油を入れてすぐに火を止めます。 
その液を保存用袋に入れて混ぜ混ぜします。 
しばらく放置して味がしみ込んだらできあがりです。

ほうれん草のおひたし

ほうれん草のおいしさを知ってからというもの、我が家では旬の間は常にほうれん草を食べています。

ありがたいことに、子どももほうれん草が好きなので、食べやすいおひたしにして与えています。
他の葉物は全然食べないんですけど、ほうれん草だけは特別なようです。
なんせ、何も味付けしていない状態でもおやつ代わりにパクパク食べていますから。
ちなみに、こちらは冷蔵庫で保存して4日くらいは日持ちします。
→レシピは別記事参照

副菜

アボカド納豆

納豆が好きなので、何か一緒に食べさせたいと思い、大人も好きなアボカドと和えています。
大人用には、マグロなど混ぜてもおいしいですね。 
うちの子は、納豆2パック分位食べるので、心配です。 

【材料】 
納豆 3パック 
アボカド 1個 

【作り方】 
説明するまでもないですが。 
納豆を器に入れてまぜまぜします。たれを2パック分(2袋)入れます。 
アボカドを細かく刻んで、納豆に混ぜます。 
 
大人用にマグロなど具材を加えたいときは、子ども分を取り分けてからどうぞ。 

大根のツナ和え

歯ごたえのある野菜と酸っぱい味を好むうちの子どもがよく食べるサラダです。
ツナ缶はマグロだと少々お値が張りますので、カツオだったり、イワシや鯖の水煮缶を使ってもおいしくできます。

【材料】
大根 ツナ缶とのバランスで調整してください 
ツナ缶 1つ
マヨネーズ 適量
ポン酢 適量

【作り方】
大根は細切りにします。子どもが持って食べやすい太さ、長さがいいと思います。
ツナ缶とマヨネーズ、ポン酢を適量入れて混ぜます。
味を見ながら加えて、お子さんに合った味の濃さにしてください。
冷蔵庫にしばらく置いておくと味が馴染んでおいしくなります。

里芋のおやき

冬は里芋が美味しいですが、夫も子どもも普通に炊いたものは食べてくれないので、ちょっと洋風の味にしてみました。
小さなお子様だと、つかみ食べができるかもしれないです。

【材料】
里芋  適量
ツナ缶 適量
チーズ 適量
片栗粉 少々
塩、コショウ 少々、あってもなくても

【作り方】
里芋を電子レンジで柔らかくなるまで加熱します。
柔らかくなったら冷めるまで待って、皮を剥きます。
柔らかいので、手でツルンっと剥けて、とっても気持ちいいです。
里芋をマッシュします。

マッシュした里芋にツナ缶と小さくちぎったチーズを適量入れます。
里芋の量とバランスを見て入れる量を調整してください。
私は里芋5個にツナ缶40g分くらい(80グラムの缶半分)とスライスチーズを1枚入れます。
つなぎとして、片栗粉を少々入れて、混ぜ混ぜします。
子どもの味の好み、成長具合によって、塩コショウで味をつけてもいいと思います。
ツナ缶とチーズでほんのり塩味にはなります。

混ぜ合わしたら、フライパンにちょっと多めに油を敷いて焼いていきます。
スプーンですくって、なんとなく丸めて小判型にして焼きます。
両面カリッと焼けたら出来上がりです。

大人はみりんと醤油などで甘辛く味付けるとおかずになるかも。
我が家はそのまま食べてますが、薄味でも大丈夫なら十分美味しいですよ。

おでん汁

子どもがやたら汁物が好きだったので、そこに具を加えてたくさん食べさせたい気持ちで作っていました。
大人も満足できるおかずになります。 
案外おでんって面倒ですが、楽な具材だけで作っていました。 
 
【材料】 
竹輪、じゃこ天などの練り物 
大根、人参などの野菜 
だし 
味噌 
 
【作り方】 
具材を食べやすい大きさに切ります。 
練り物を水に入れて煮ます。これでだいぶ出汁がでますので、足りない分をだしの素などで補ってください。あごだしがあいますが、おでんの素とかでもいいと思います。 
この後味噌を入れるので、薄めにしておいてください。 
食べやすい大きさに切った野菜を入れてさらに煮ます。 
おでんの場合は大根など大きく切りますが、汁物として食べるので、みそ汁の具よりも気持ち大きいくらいに切ってください。 
気になるようであれば、大根はあく抜きしておいてください。 
具材が柔らかくなったら味噌を加えて出来上がりです。 
 
入れたことなかったけど、焼き豆腐など入れてもおいしいかもしれないですね。

主菜

豚の生姜焼き

大人は生姜焼き用の薄切り肉で作りますが、子どもは食べにくいようなので、細切れや切り落としのような薄い肉で作るとよく食べてくれます。
気持ち、薄味、甘目にしておくため、みりんと酒を多めにします。 
 
【材料】 
豚の細切れ(切り落としでもOK) 適量 
ショウガ 1かけ(普通よりも少なめに) 
みりん、酒、醤油を2:2:1くらいで 
 
【作り方】 
すったショウガとその他調味料を混ぜたものに豚肉をしばらく漬けます。 
食べる直前にしっかり焼きます。

鶏肉のお酢煮

お酢で煮るため、鶏肉がとても柔らかくなって、肉が苦手な子も食べやすくなります。 
骨付き肉にすることで、持って食べやすいようですし、スープが一段とおいしくなります! 

【材料】
鶏肉(どこの部位でもおいしいですが、子ども用には手羽元がおススメ!) 
玉ねぎ 
(出汁) 
水 500ml
みりん 大さじ3 
酒 大さじ3 
酢 大さじ3 
醤油 大さじ2 
鶏がらスープの素 小さじ2 
 
【作り方】 
鶏肉を食べやすい大きさに切って、両面をこんがり焼きます。 
焼いた後は取り出しておいてください。 
鍋に薄切りした玉ねぎを敷き詰め、その上に焼いた鶏肉を並べて、出汁の材料を入れて煮ます。 
厚手の鍋であれば、それで鶏肉を焼けば一つの鍋で作れます。 
また、玉ねぎ以外にナスや人参など野菜を入れると、野菜もたっぷり食べられます。 
ただ、スープが若干野菜臭くなります。 
スープを楽しみたいときは、玉ねぎだけにするのが一番おいしいです。 

鶏の唐揚げず(揚げない唐揚げ)

家に子どもがいると揚げ物をするのは大変です。油で揚げない手軽な唐揚げ、唐揚げずです。
油を使わないので子どもも大人もヘルシーで、幼児に与える罪悪感もなく。
ただ、やはり若干の物足りなさはあります。ジャンクなものほどおいしい。

【材料】
鶏もも肉(他の部位でもいいかもしれませんが、少し脂が多い肉のほうがおいしいかも)
ショウガ 1かけ
卵 1個
塩、胡椒 少々
酒、醤油(1:3くらいの量で)
片栗粉、または、小麦粉

【作り方】
鶏肉は一口サイズにカットします。
ポリ袋に、カットした鶏肉、適当に切ったショウガを入れます。
卵、塩、胡椒、酒、醤油をポリ袋に入れマゼマゼします。
味が馴染むまでしばらく放置します。

焼く前に、片栗粉、もしくは小麦粉をまぶします。
魚焼きグリルにアルミホイルを敷いて、肉を並べます。
両面焼きならば、弱火で9分ほど焼けば完成です。
片面焼きの場合は途中でひっくり返してください。

なお、基本的に魚焼きグリルはアルミホイルの使用を控えるように指示されています。
無責任ですが、自己責任でお願いします。
(鶏の脂がアルミホイルに溜まったところに引火する危険性があります)

鯵のソテー

私が青魚大好きなので、家族を巻き込んでいます。
旬の時期だと脂が乗っていて、柔らかいので子どもにとって食べやすいようです。 
鰯も、処理は面倒ですが、おいしいですよ。 
 
【材料】 
鯵 3枚おろし 
塩、胡椒 少々 
オリーブオイル 少々 
 
【作り方】 
鯵の骨を取り除きます。お店で3枚におろしてもらったら皮などは処理してくれているので、真ん中の骨をコツコツ取ります。 
軽く塩胡椒を振ります。 
熱したフライパンにオリーブオイルを敷いて、鯵を両面焼いたら出来上がりです。 
 
もし、大人にとって味が物足らなかったら、塩胡椒をもう少し振るか、レモンを絞ってもおいしいと思います。 
 
それから、特にレシピは乗せませんが、旬の秋刀魚も柔らかくておいしいので、子どもはよく食べてくれましたよ。

ぶりカツ

とにかく青魚をよく食べる我が家、ブリもよく食べるのですが、いつも照り焼きで飽きてきたので、同じような味付けでカツにしてみました。
まぁ、カツといっても、油をたくさん使うのが面倒なので揚げ焼きみたいな感じで簡単に作ります。

【材料】
ブリの切り身
醤油、みりん、酒 1:1:1を適量
ショウガ 少々
小麦粉、もしくは、片栗粉 適量

【作り方】
ブリの骨と皮を取り除き、一口サイズかもう少し大きめに切り分けます。
醤油、みりん、酒、あとはお子さんが嫌がらなければ臭み消しにショウガを切ったものを混ぜ、そこにブリをしばらく漬け込みます。
小麦粉もしくは片栗粉を薄くまぶします。
アレルギーがあるのであれば片栗粉がおすすめです。竜田揚げみたいになります。
小麦粉の場合はサクッと仕上がります。
なお、小麦粉はこちらが便利。
割高ですが、結局使い切れないこともあることを考えると、手間賃と思えば安いものです。
しかも、粉がさらっさらなので、扱いやすいです。

フライパンに少し多めに油を入れて、ブリを両面しっかりと焼き付けます。
小さくカットしているので、短時間で焼きあがります。

具だくさんオムレツ

うちは子どもも夫も卵大好き!なので、頻繁に作るのがオムレツです。
いろんな具材を入れて、栄養満点にしています。
手づかみ食べもできますし、具によって味も変わるので、ヘビロテメニューになってしまっています。
→レシピは別記事参照

玉子豆腐

主菜が玉子豆腐って、さびしくない?
いろいろ手順が面倒じゃない?買った方がお手軽なんじゃない?
という意見を払拭する、簡単(テキトーとも言う)巨大玉子豆腐です。
材料ももちろんですが、使う道具も少なくしています。
そのため、クオリティは低いです(笑)
家ごはんなので、いいでしょう!

【材料】
卵(Lサイズを使うことが多いですが、なんでも大丈夫なはず) 4個
水 200CC
白だし 10CC
みりん 10CC

【作り方】
大きめの耐熱容器に卵を割り入れ、かき混ぜます。
そこに水、白だし、みりんを入れてさらに混ぜます。極力泡立てないように。

耐熱容器にラップをして深めのフライパンに入れ、お湯を張って蓋をし、10分強蒸します。
真ん中まで固まれば出来上がりです。

本来なら、卵液を漉したり、小さな容器に幾つか作るのでしょうが、洗い物も面倒だし、どうせぺろりと食べられるんだから、手間なく作ってやろうという魂胆です。
蒸したフライパンも水で洗い流せば次の料理に使えますし!なんと省エネ!!

ちなみに、耐熱容器はこちらが便利。

かなりインパクトのある玉子豆腐が出来上がりますよ。
毎回子どもは大興奮です。
だいたい毎回スが入っていますが、食感も悪くないし、誰も気にしていません(笑)

これで、大きなグラタンとか、大きな蒸しパンとか、とにかく大胆な料理に非常に重宝していますから、オススメです!

主食

麺類

えらくざっくりしていますが、麺です。
子どもは麺類大好きですが、おとなが食べるそのままをあげるのはちょっと味が濃かったり、具が食べられなかったりです。
おとなも子どももそれなりにおいしく食べられ、しかも簡単なものをいくつかご紹介します。
→レシピは別記事参照

カレーライス

大人も子どももみんな大好きカレーライスです。
うちの場合は、どちらかというと大人が食べたいので、幼児に付き合ってもらうためになんとかしている、という感じです。
→レシピは別記事参照

汁物(おまけ)

汁物は具材をいろいろ入れておくと、たくさん食べてくれることもあるのでよく作りますが、いかんせん連続すると飽きてしまうので、いろんな味を作るようにしています。
そのときに使っている調味料をご紹介しておきます。

・味噌汁
タケヤ味噌塩分控えめ+ほんだし

・中華スープ
ユウキ 化学調味料無添加のガラスープ

・洋風スープ
ネスレ マギー 無添加コンソメ

ただのコンソメスープはあまり好きじゃないようなので、トマトを加えてトマトスープにしたりします。 
トマトの赤はこぼされると厄介ですが、なんとなく栄養取れてるという感じがして、好きです。 
おいしいですしね。 

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