毎日飲むからコスパ重視!100グラム100円以下で美味しいコーヒーを楽しむ!

コスパコーヒー豆 日常を楽に

うちの夫はコーヒー大好き。カフェイン中毒とも言えますが。
しかも、やたらこだわり屋さんなので、コーヒー豆から淹れ方、道具までこだわっているようです。ただし、限られたお小遣いの中でですが…。
非常に残念なことに、妻である私がカフェインが苦手でコーヒーが飲めない、ということで、数々の技術(?)、こだわりのうんちくなどを大変持て余しておられます。
とは言え、うちに来ていただくお客様には美味しいコーヒーを振る舞ってくれるので、助かっています。
ということで、彼の溢れるコーヒーへの情熱を、世の皆さんに発信させていただきますね。

この記事のコンセプト〜毎日飲むから、より安くより美味しく!

さて、この記事では、コーヒー豆100グラム100円以下という低コストで、出来る限りおいしいコーヒーを毎日飲む方法をお伝えします。
というのも、彼は毎朝自分でコーヒーを淹れてタンブラーで仕事に持って行っています。
ある日、コーヒーを持参していない日に、1杯100円ほどのコンビニコーヒーを購入したそうなんです。
世間では美味しいと話題だったので期待して飲んだら、自分が毎朝淹れて持ち歩いているコーヒーの方がよっぽど美味しかったそうです。その時飲んだのは、コンビニコーヒーの中でも一番美味しいと言われるセブンカフェ。
こんなんならば、やっぱり毎日自分で淹れて持っていく方が美味しいコーヒーが楽しめるし、何よりコスパがよい!と感じたそうです。

それからというもの、彼はいかに安く、美味しいコーヒを毎日飲むか、という研究に目覚めたそうです。
その結果、ある程度の知識が蓄積されたので、それをご紹介します。

紹介するコーヒーの基準

コーヒーと一言で言っても、いろんな味のものがあります。
ここで紹介するのはあくまでも夫の好み。それがどんなものであるか前提として記載します。

まず、飲み方はホット。ミルクと砂糖は入れずに、ブラックで飲みます。
焙煎は深煎りのモノが好みです。酸味が少なく、苦味とコクが強いものが好きです。
(そういう人は、基本的にミルクと砂糖を入れて飲むことが多いらしいのですが…)
淹れる量は、約3杯分、540ccです。

具体的な味で言うと、以下のコーヒー豆になります。
スターバックス カフェベロナ
スターバックス スマトラ
カルディ イタリアンロースト
カルディ リッチブレンド

これらがお好みの方にはフィットするのではないかと思います。

安くて美味しく飲めるコーヒー豆

ここからは、夫がいろいろ試して美味しく飲むことができたコーヒー豆を紹介します。
商品名と、豆か粉か、味の特徴、それから安く購入できるお店を記載します。
ただ、味は好みの問題ですので、実際に自分の舌で確かめて好みのモノを見つけてくださいね。

なお、ここで記載している味の評価は、特に記載がなければ基本的に180ccに対して、豆10グラムを使用して淹れたときのものです。

M.M.C オリジナルブレンド(豆)

mmcオリジナルブレンド

苦すぎない苦味の後に、ほのかに香る甘さのバランスが絶妙です。
お客さんに出したときに、ぽろっと「おいしいなぁ」とつぶやきが出るのはこのコーヒーです。
ただ、入手場所が特定しにくいです。その辺のちょっと大きめのスーパーで売っていることがあります。
今まで、イオンとマンダイ(関西のローカルスーパー)で購入できたことがあります。
ちなみに、ヨドバシでも取り扱いがありますが、ここで買うと100グラム100円を超えてしまいます。
トレジャーハント的に、売っているのを探してみてください。
ちなみに、M.M.Cは、三本コーヒーの略だと思います。

業務スーパー ラグジュアリッチコーヒー(豆)

ラグジュアリッチコーヒー

その名の通り、業務スーパーのオリジナルブランドのコーヒーです。
業務スーパーのコーヒー豆は3種類ありますが、これが一番美味しいです。
むしろ、美味しいという意味ではこれだけがオススメです。
(他の2種類も、理由があってご紹介しますが)

味は先に紹介したM.M.C オリジナルブレンドと同様のタイプですが、全てにおいて少し劣る、という感じです。
安価な豆はエグみが出やすいという欠点があるのですが、このコーヒーはそうではないのがオススメのポイントです。
コーヒーを淹れてから時間が経っていても、臭みが出にくいように感じます。

そして、M.M.Cオリジナルブレンドと比べて、業務スーパーで購入できるので、全国どこでも手に入りやすいというのもいいところです。

業務スーパー ラグジュアリッチ グアテマラブレンド(豆)

業務スーパーグアテマラブレンド

まず言えるのが、「何がグアテマラやねん」という感想です。
コクも苦味も酸味もありません。かと言って薄いわけでもなく、とにかく特徴がない。
コーヒー界のフラットとは、まさにこのコーヒーだと言えます。

しかし、良くないことばかりではありません。
これから自分に合う(安物)コーヒー探しの旅に出る人にとっては、このコーヒーは出発点となる味だと言えます。
自分の好みがまだ定まらないのであれば、ぜひこの味を基準にして、もっとコクがほしいとか、甘みがとか、酸味がとか、自分の好みの味を見つけてみてください。

業務スーパー ラグジュアリッチ モカブレンド(豆)

業務スーパーモカブレンド

まず言えるのが、「何がモカやねん」という感想です。
モカはわりと酸味と独特の香りがあるものですが、全く感じません。
普通のコーヒーです。
ブラインドでテイスティングしても、モカとは当てられない自信があります。
普通の、ちょっと苦いコーヒーという感じです。

業務スーパーのコーヒー豆3兄弟の補足

業務スーパーコーヒー豆

上記の業務スーパーコーヒー豆3兄弟ですが、お店で3種類があった場合に、いつも必ずラグジュアリッチコーヒーを購入しているわけではありません。
コーヒーは生鮮食品、新しいものが一番美味しいです。
ですので、3種類の中で一番鮮度が良いものを購入しています。
(豆の鮮度については後述します)
また、これら3種類とも、確か粉も販売しています。
ただ、味に関しては特に記憶に無いです。おそらく、同じ感じだとは思いますが。

山本珈琲館 ヨーロピアンブレンド(粉)

山本珈琲館ヨーロピアンブレンド

程よい濃さとコク、ほのかに香る甘みがあります。
そして、コーヒーを淹れてから時間が経ってもその美味しさが劣化しにくいです。
ですので、持ち歩くのに非常に適しています。

スーパーでも取り扱いがありますが、コストコが断然安いです。
容量は多いですが、毎日飲むなら問題なし。
そして、コストコで購入する利点としては、人気商品で回転が早いためなのか、山本珈琲館と連携が密なのか、常に新しい豆を購入できます。
さらに、たまに山本珈琲館ロードショーが開催されており、工場直送の新鮮なコーヒー豆を購入できることがあります。
しかも、うちでは購入したことはありませんが、ヨーロピアンブレンド以外のコーヒーが売られていることもあります。

MJB ベーシックブレンド(粉)

MJBベーシックブレンド

このコーヒーは好みの味と方向性は違うのですが、ちょっと良さがあるのでご紹介します。
何が良いのかというと、コクが弱くて、薄めのお茶のようにゴクゴク飲めます。
コクが弱いと言っても、酸っぱさや苦味はなく、ほのかに後味が甘く、何より重くない。
その良さを活かすために、ちょっと薄めに淹れるのが美味しいです。
180ccあたり、8グラムがちょうどいい感じです。
それより濃く淹れてしまうと、雑味が多くなるのか美味しくありません。

以前はコストコで安く購入できたのですが、最近は取り扱いがありません。
緑の大きな缶に入っていたやつなんですが。
後に紹介するデイリーブリューと商品入れ替えになったのでしょうか。
アマゾンなど通販でも手に入りますが、それでは少し高いんですよね。
復活を待ちますか。

MJB デイリーブリュー(粉)

MJBデイリーブリュー

MJBベーシックブレンドと同じ系統の味です。
ただ、それよりは少し濃いので、苦味が強くバランスが悪いように感じます。
人によっては美味しくないと感じる人もいるようです。雑味が多いんでしょうかね。
ただ、これも薄め(180ccあたり8グラム)に淹れると普通に飲めます。

現在、コストコで取り扱われていますが、クーポンなどで安くなっている場合は、100グラムあたり80円台で購入できます。
前述の通り、使う粉の量も少なくて済むのでコスパは最強!ということでご紹介しました。

UCC ゴールドスペシャルブレンド(粉)

UCC ゴールドスペシャルブレンド

酸味が強く、もはや好きな珈琲の味の範疇を超えています。
しかも、タンブラーで持ち歩いていると、時間が経つにつれてどんどん劣化していき、酸味が強くなっていきます。

ただ、コストコでいつでもとても安く買える、ということで、一応ご紹介しておきます。

トップバリュ オリジナルブレンド レギュラーコーヒー(豆)

その名の通り、イオンのプライベートブランドのコーヒーです。
一言で言うと、「ジョージアの缶コーヒー、猿田彦珈琲監修の香るブラックに一番近い味」です。
美味しいのかそうでないのかイマイチよくわからないのですが、この缶コーヒーを美味しいという人は周りに多くいるので、一般的には美味しいのではないでしょうか。
夫はそんなに好きではないそうですが。
イオンでいつでも低価格で手に入るというのがメリットだと思い、ご紹介しました。

HAMAYA 珈琲専門店用スペシャルブレンド

HAMAYA 珈琲専門店用スペシャルブレンド

酸味をわずかに感じますが、コクがなく雑味が多いです。
マクドのコーヒーをなんとなく思い出す味です。

めっちゃ新しいモノが買えたのですが、私の好みには合いませんでした。

とは言え、新鮮なコーヒー豆が一番美味しいんです

ここまでいろいろなコーヒーをご紹介しましたが、とにかくいずれにしても、一番新しいモノが一番美味しいです。
むしろ、新しくなければ美味しくないと言い切れます。
コーヒーは生鮮食品、鮮度が大事です!

一般的に、コーヒー豆は製造日から1年後を賞味期限として設定していることが多いようです。
それを基準に日付を見れば新しいものがわかるので、今回紹介したものの中から一番新しいモノを選ぶのが、一番美味しいです。
製造日から1ヶ月以上経ったものは買う価値はありません。
なかなか出会えませんが、製造日から2週間以内のものを探しましょう。

鮮度、つまり判断基準となる製造日を気にして購入することが大切なので、製造日がわからない購入ルートはオススメしません。
近くのお店で見つからないものでもネットで簡単に買える時代ですが、製造日が確認できない場合は買わない方がいいです。

そして、新鮮なコーヒー豆を購入できたら、家で冷凍保存してください。
開封後はなるべく空気を抜いて、密閉袋に入れて冷凍してください。
コーヒー豆は水分がないから凍りません。ですので、使うときはそのままで問題ないです。
そうすれば、お店で日が経ったものを購入するより美味しいコーヒーが飲めます。

好きなコーヒーをいつも新鮮な状態で取り扱っている店に出会えたら最高ですが、なかなかそうはいきません。
いつも取り扱っているなぁと思って、2週間後に再度購入しようと思ったら、前回購入したものと同じ製造日のものであることも多々あります。
当然、その場合は同じコーヒーでもだいぶ味が劣化しています。
もしも、新鮮なコーヒーを見つけた場合、多めに購入し冷凍保存しておくことをオススメします。

また、真空保存はオススメしません。昔はやっていましたが、手間の割に味にそんなに差は出ません。
それに、真空状態にした場合、使う際に空気に触れたときに、空気中の雑味を豆が吸ってしまうというリスクを抱えることになります。
これは、豆にこだわっているコーヒー店のマスターに熱く語られたことがあるので、おそらくそうなんでしょう。
ただ、そのコーヒー店では、客の要望で真空パックで豆を販売していました。なんじゃそりゃ。

もちろん、コーヒーメーカーやフィルターもコスパ良しのものを

安くでコーヒーを入手できても、ハンドドリップで淹れると手間がかかるし、かと言ってコーヒーメーカーは高価だし…。
このように思われている方にオススメの、コスパよしのコーヒーメーカーがあります。
それがこのカリタのコーヒーメーカーです!

値段は非常にお安いですが、この価格とは思えない美味しいコーヒーを淹れてくれます。
中途半端にいいものを買うくらいなら、これで十分以上です。
コーヒーメーカーを使ったことがない方も、お試しとして購入されても後悔しないくらいの値段だと思います。

そして、まだお財布に余裕がある方は、こちらのドリッパーとフィルターを使うと、さらに美味しいコーヒーを淹れることができます。

この、ひだのあるフィルターを使用することで、雑味を除去しさらに美味しいコーヒーをドリップすることができるのです。
美味しいコーヒーを淹れることを競うバリスタ選手権などでは、こぞってこのコーヒーフィルターを使うようですよ。

なお、コーヒーフィルターには無漂白のものと漂白されているものがあります。
なんとなく漂白していないもののほうがいいように感じて無漂白を選んでいる方はいませんか。
コーヒーフィルターの場合は、漂白しているもののほうがオススメなのです。
無漂白のものでコーヒーを淹れると、コーヒーフィルターの雑味が入りやすいという欠点があるのです。
100円均一でも漂白しているフィルターは購入できるので、ぜひ漂白している白いフィルターを使ってみてください。

コスパの追求は果てしなく…

この記事では、安くて美味しく飲めるコーヒーを紹介してきました。
また、コーヒーを淹れるための設備についても、簡単にではありますがご紹介しています。

ただ、いろいろと抜けている内容もあります。
例えば、コストコで買えるコーヒーをご紹介しましたが、購入するためにはコストコ会員になる必要があり、年会費の4,840円が別途必要となります。
他のもので元が取れている!という方には問題ないかもしれませんが、そうでなければ1ヶ月あたり約400円プラスで費用がかかることになります。

また、豆を中心にご紹介したので、ミルをお持ちでない方にはあまり参考にならない部分もあるかもしれません。
もちろん、スーパーではミルが常設してあるのでそれを利用すればよいのですが。
その辺のことも考慮しながら、今後もいろいろと研究していきたいと思っています。

まだまだ語り足りないので、また別の記事でうんちくをまとめるかもしれません。

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